暗号資産・トレードを学ぶ

【株式会社】株の仕組みと会社のオーナー

実は株式会社って何かよく知らないの・・・

まかせとけ!一から説明するぞ!

 <投資を始めて間もない人向け>

  • お金の集め方
  • 株式会社のメリット
  • 株主の権利とメリット

法人とは

自然人(個人)でなくて、法律上の権利・義務の主体とされているもの。社会において法的活動を営むものは、自然人だけではない。一定の目的のために結合した人の団体(社団)や一定の目的のために捧(ささ)げられた財産の集合(財団)も、ある種の法的活動を営む。このような社団または財団に法的人格を付与し、権利・義務の主体となることを認めたものが法人である(民法34条)。

引用:コトバンク

法人とは、人間と全く別の存在である法律上で人格が認められたこと。必要な手続きを行い「法人格」が与えられると、法律行為などを行うことができるようになる。

法人の種類

出典:freee

営利法人の中で最もメジャーなのが、「株式会社」

必要なお金の集め方

株式会社の主な資金の調達方法
  1. 自己資金
  2. 融資・社債 ※返済の必要あり
  3. 株式の発行 ※返済の必要はない

制限

出資法(出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律)によって不特定多数からの資金の受け入れや高金利を制限している。ただし、業として免許のある銀行や証券会社、上場した株式会社は不特定多数からの資金の受け入れが認められている。

社債

社債とは、一般の事業会社が発行する債券のこと。債券とは、発行体が投資家から資金提供を受ける代わりに満期までに利子を支払い、満期には元本を返済する有価証券のことです。社債の利回りは、一般的に国債や地方債などの公債よりも高いことが多いですが、株式にてリスクがあります。

私募債

私募債は、特定少数の投資家に引き受けてもらう社債です。限られた投資家を対象にするため、公募債と比べ調達できる金額は少額となります。しかし、公募債に比べて手続きが簡単なので、小規模な会社でも利用しやすい方法です。

公募債

公募債は、証券会社を通じて不特定多数の投資家に対し募集を行う社債です。大規模な資金調達が可能ですが、有価証券届出書の提出などの手続きが必要となります。また、手数料等の費用が高いため、小規模な企業にはあまり適した方法ではありません。

株式

融資や社債の「負債調達」とは異なり、株式を発行して得た資金は「自己資金調達」のため返済義務はなく、担保や保証人も必要ありません。1人では出せない多額のお金も、多くの人々から、少しずつお金を出してもらうことで、多くの資金を集めることができることが株式発行のメリットです。

普通株式

所有する株主の権利について何ら制限を受けない、標準的な株式のこと。株式市場で一般的に売買されている株式は、原則としてその全てが普通株式である。

種類株式

普通株式に対して何らかの優先権または制限を課したもの(配当優先株など9種類)を種類株式という。株式の種類によってそれぞれ権利は異なるが、所有している株式の内容または枚数に応じて、株主は平等に扱われなければならない。

リスク

債券には利子、株式には配当などのリターンがある一方でリスクもある。

株式の発行

株式を発行して資金を集め、事業活動を行う会社が「株式会社」となります。一方、会社へお金を出資した人は、株式をもらい、「株主」となります。株式で集めたお金は返済する必要がないため、長期間資金を使い続けることができ、大きな事業を行うことができます。

プライベートカンパニー(非公開会社)

創業者や同族の少数特定の株主が所有している会社。

パブリックカンパニー(公開会社)

株式を公開している会社。上場企業はもちろん、上場していなくても外部で多数の投資家が株主となり会社を所有することができる会社。

株式を上場すると不特定多数の人から多くのお金を集めることが可能で、事業を拡大させるのに有効。また、創業者などは、上場後、株式を売却することで譲渡益(キャピタルゲイン)を得ることができ、国内株式の譲渡は20%課税のため、所得としてもらうよりもメリットがある。

株式会社と株主

株主の権利
  • 配当金:所有している株式の数に応じて会社の利益の一部を配当としてもらえる。
  • 株主優待:自社製品や施設利用券などがもらえる。 
  • 議決権:株主総会で意見を言ったり重要な決議で投票できる(役員の選任・解任、会社のルール変更など)。

※全ての会社が行っているわけではありません。

発行した株式で集めた資金は、借りたと違って原則返さなくて良い資金となりますが、株主は出資したお金以上の責任を負うことがない「有限責任」となります。

株式会社は有限責任であるため、ゼロになる可能性はあっても、新たに負債を負うことはない仕組みとなっている。

株主と経営者

資金の提供者は株式を購入することで出資者(株主)となり会社を所有します。そして、株主が経営者(代表取締役など)を選出して会社の経営に当たらせます。つまり、会社の所有者と経営者が理論上分離されているのが株式会社の特徴です。

所有と経営が分離されていることで、「誰が出資者なのかが明確になる」ことと「会社の状況や外部環境に合わせて最適な人に経営を行わせること」ができるようになります。自分が設立した株式会社でも社長の座を追われてしまうというケースもあります。

このような背景から、経営の責任者である社長(代表取締役)よりも株主のほうが立場が上であるといえます。一方、個人事業主の場合は、出資者と経営者が一体化されています。

株式会社の特徴まとめ
  • 株式会社は、多くのお金を集めて事業を拡大させることに適している。
  • 株式会社は、社会的信用度が高い。
  • 株式会社は、事業継承が容易である。
  • 株式会社は、設立・税金・監査などに多くの費用がかかる。
  • 株主は、有限責任であり、債務超過となっても出資したお金以外、新たな負債は負わない。
  • 株主の意向が反映される。
  • 上場企業は公に事業の報告を行わなければならない。

私(yamato)の選択

株を購入するとその会社のオーナーの1人になることができるってすごいことですよね。

自分が起業したわけでもないのに、オーナーになれば、経営者・従業員に働いてもらい、その会社の利益の一部を得ることができる。

投資信託やETFだけの投資も良いのですが、会社のオーナーになっている意義を感じるので個別株での投資もしています。

ただし、個別株はハイリスクな面があるので、サテライト・遊び枠で投資するのがおススメです。

コアは投資信託で、主要な会社や世界まるごと株式を買うような投資手法が間違いないです。

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