資産クラス別リターン
2012年~2021年
過去10年の資産クラス別のリターン(円換算なし)は下表のとおり。
2022年の成果(円換算なし)
- WTI原油(先物) +6.71%
- 金(先物) -0.13%
- TOPIX(国内) -5.05%
- NYダウ -8.78%
- 日経平均(国内) -9.37%
- 先進国株式(MSCIコクサイ) -17.83%
- S&P500(米国) -19.44%
- 新興国株式(MSCI Emerging Markets Index) -20.63%
- NASDAQ -33.10%
- ビットコイン -60.49%
注目の資産クラス
過去10年の資産クラス別のリターン(円換算あり)は下表のとおり。
国内株式
円換算ありで見ると、2021年までの10年間は米国を中心とした先進国株式に劣後する結果となっている。
2022年は日本株式の下げ幅の方が小さいように見えるが、1ドルが115円で始まり、150円を超えて年末には131年になったため、14%ほど円安ドル高となった。
円で見た場合、日経平均(国内)の-9.37%よりもS&P500(米国)の-19.44%の方が為替分があるため、下げ幅が小さかったこととなる。
先進国株式
2021年までの10年間は米国を中心とした先進国株式のパフォーマンスが良かった。
しかし、2022年は戦後4番目に悪いパフォーマンスで、ここまで悪いのは2008年のリーマンショックの以来であった。
また、2022年は米10年国債先物も-14%と株式とともに大きく下落した。
FRBによる政策金利の急激な引き上げが原因である。
新興国株式
2021年までの10年間は米国を中心とした先進国株式に劣後する結果となっている。
また、2022年は20%超の下落と厳しい状況が続いている。
新興国に対しては為替変動リスクとカントリーリスクを意識する必要があるが、これまでのパフォーマンスとこれからの経済成長を考えると投資妙味があるように思える。