証券口座を開設しようと思うんだけど、どこがいいのかな。
証券会社の特徴や差のある部分を把握し、自分に合った会社を選ぼう。
<これから証券会社に口座を開設したい人向け>
- 人気の証券会社
- 証券会社のサービス
- おすすめの証券会社
証券会社の役割
日本などの大半の先進国の企業は、「株式会社」の形態になっています。この株式の発行や流通に携わっている会社が”証券会社”です。
証券会社に口座を開設すると、個々の取引や資金を管理する口座が作られます。その口座で管理されている資金や株式は、証券会社自身の財産とは区分され、別々に管理することが法律で義務付けられています。現金(金銭)については、相当額を信託銀行等に信託しています。また、株式に関してはは、”ほふり”(証券保管振替機構)が投資家や証券会社に代わって、原則としてすべての上場企業の株式を管理しています。
分別管理のため、証券会社が経営破たんしても、資産は守られる。
SBI証券
SBI証券は、2021年末で、グループで800万以上の口座数を誇るネット証券の大手です。「国内株式 個人取引シェアNo.1」、「IPO実績 ネット証券最多」などサービス内容と最も人気が高い証券会社であるといえます。
また、1999年にインターネット取引サービスを開始した、日本におけるネット証券の先駆けです。経営理念である「顧客中心主義」のもと、「業界最低水準の手数料で業界最高水準のサービス」を実現しています。
- 売買手数料が低コスト(1日100万円まで手数料0円、25歳以下は完全無料)
- 投資信託の数が業界トップクラス(2,600本以上)
- IPOの取扱い数がトップ(122社/2021年 、 85社/2020年)
- 多数のスマホアプリ
- idecoの取扱ファンドが豊富(低コストファンドが多い)
- 投信積立を三井住友カードでクレジットカード決済するとVポイントが貯まる(つみたてNISA口座も対象)
- 投信マイレージ等の保有中のポイントが貯まる
- 円滑な資金移動(住信SBIネット銀行の口座を連携する「SBIハイブリッド預金」)
※「SBIハイブリッド預金」の預金金利は年0.01%
楽天証券
楽天証券は、2021年末で700万以上の口座数を誇るSBI証券とともにネット証券の大手です。いわゆる楽天経済圏と呼ばれる楽天グループの各サービスを利用している人からの支持が強く、人気が高い証券会社です。
また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経新聞の記事も無料で読むことができる。
- 売買手数料が低コスト(1日100万円まで手数料0円)
- 投資信託の数が業界トップクラス(2,600本以上)
- IPOの実績も増えてきている(74社/2021年)、 38社/2020年)
- 秀逸なアプリとツール(「マーケットスピード2」や「iSPEED」)
- idecoの取扱ファンドが豊富(低コストファンドが多い)
- 投信積立を楽天カードでクレジットカード決済すると楽天ポイントが貯まる(つみたてNISA口座も対象)
- 投信マイレージ等の保有中のポイントが貯まる
- 円滑な資金移動(楽天銀行の口座と連携する「マネーブリッジ」)
※「マネーブリッジ」の預金金利は300万円まで0.1%
メインの証券会社を選ぶ
- ネット証券で手数料が安いか
- 取扱い商品が豊富か
- クレジットカードで決済でき、ポイントが貯まるか
- 銀行と連携でき、スムーズな資金移動が可能か
- 楽天経済圏でなければ、メインはSBI証券でOK!
楽天カードでのクレジット決済で投信積立でもらえるポイント付与率が変わり「改悪」が騒がれている。今後も証券会社のサービスは変動する可能性があるので、メインで開いた証券会社以外の証券会社のサービスを知っておくことで、有利な条件で資産形成が可能となる。
他の証券会社
マネックス証券
マネックス証券は、クレジットカード決済でマネックスポイントが1.1%貯まるサービスを2022年2月25日から開始されます。
また、マネックス証券では、米国株取引のための円から米ドルへの為替手数料(買付時)が0銭(無料)です。これは、他の証券会社にないサービスであり、2年以上継続されています。今後も継続するのであれば他社にない魅力的なサービスです。
auカブコム証券
auカブコム証券は、上記3社同様にクレジットカード決済でポイントが貯まるサービスを準備していると発表されています。後発のサービスは、他社に勝る魅力に期待できます。
私(yamato)の選択
私は、SBI証券をメインとし、楽天証券でも投資を行っています。
クレジットカードで可能な毎月の積立が1社あたり5万円までなこともありますが、他社のサービスを知っていると適切なところで投資することが可能となります。もちろん、管理する手間は増えますが、投資好きにとっては管理している時間も楽しい時間です。
今後もネット証券のサービス競争がありそうなので、サービスに合わせて記事も更新します。
2022年の1月・2月は厳しい投資環境でしたが、今後もお得なサービスを受けて、有利な条件で投資していきたいと思います。
にほんブログ村