暗号資産・トレードを学ぶ

【ウォーレン・バフェット】心に刻みたい名言20選

世界一の投資家で、世界有数の資産家、世界有数の会社の経営者であるウォーレン・バフェット氏は「オハマの賢人」と呼ばれ、投資家として賞賛を受け続けている。

10兆円以上の資産を築きながら、約350万円で購入したオマハ郊外の住宅に住みつづけ、5兆円以上の寄付を行っている。

そんな偉大な投資家の思考やマインドを知り、投資への考え方をブラッシュアップしよう!

投資の教え

何をやっているのか理解していないことがリスク

➤事業内容やその企業の強みを理解することが重要。前提として、決算資料を理解できなければならない。

50年経ってもみんなが欲しいと思うものを作っているかが投資判断の基準

➤自分で使ってみて良いと思うものやサービス、普段から愛用しているものやサービスなど、身近に素晴らしい企業がある。

帳簿に記載されない目に見えない資産に着目

➤帳簿上の資産も重要だが、それよりもブランド価値や参入障壁など、その企業に強みがあると長期的な投資がしやすい。

株価(価格)と企業(事業)の価値の差が安全域であり、割高かどうか判断する指標

➤素晴らしい企業であっても株価が企業の価値に比べて割高であると、将来の利益の一部を得ることができないし、何かのきっかけで下落すると下落幅が大きいため、当初の株価に戻るのに時間を要する。
一方、企業の価値に比べて割安な状態は、適正な株価に戻る力が生まれやすく、下落幅も小さくなりやすい。

まずまずの企業をそこそこの価格で買うよりも、素晴らしい企業をまずまずの価格で買うことが良い

➤短期的に売買するつもりはなく、長期投資するのであれば多少の価格差よりも事業内容が重要。

毎日価格を見る必要はなく、どのくらいの生産(利益)が見込めるかを知るのが株式投資

➤例えば、長期的に保有する目的のマンションを賃貸として貸し出している場合、毎日売却価格を気にする必要はないが、中長期的にどの程度の賃料が見込めるかを継続的に把握する必要はあるだろう。株式投資もそれに似ていて、長期的に保有する目的であれば、日々の株価よりも利益の計画と実績を注視する必要がある。

株を買うならどんな愚か者にも経営を任せられる優れた会社を買うべき、いつかは愚か者が経営者になるから

➤優れた経営者であるに越したことはないが、強固なビジネスモデル(ブランドや参入障壁など)があれば経営者が無能でも投資し続けられる。

投資は力仕事でなく、人一倍読み考えなければならない

➤決算資料や経営計画はもちろん、他社の状況や業界の動向など、多くのことを理解する必要がある。特に、ウォーレン・バフェットは日々読書することで知られている。
大衆が知っている情報は株価に織り込まれているので、大衆が知っている情報も知らない情報や知見を得て、自分で考えられるようにすることが重要。

ビジネスの世界で最も危険なことは”他の誰もがやっている”こと

➤様々な解釈ができる言葉。他の人が守らない規則なので自分も無視する、他の人が買っているからその株を買うなど、他の人がやっていることは理由にならない。他の誰もがやり始めたときこそバブル崩壊や暴落局面となる傾向もある。

自分で考えなかったら投資で成功しない

➤他の誰かが投資しているという理由で投資すると、その人が間違えていると自分も間違える。また、よく考えず投資して利益が出たとしても、継続することはできず、いつか手痛い失敗をする。他の人が失敗した原因を自分で活かせば成功に近づく。

ゆっくり金持ちになろうとする者はいないよ

➤短期の予測は非常に困難で投機的になるが、長期の予測は企業を見極めることで可能となり、複利を味方につけて辛抱強く持つことが重要。

誰がカモか分からなければ、そのゲームでは、自分がカモ

➤ゼロサムゲームでは、誰かの損失が誰かの利益になる。株においては、特に短期であるとゼロサムゲームになりやすい。カモにすることができるくらいのレベルであれば勝負しても良いが、自分の実力がわからない程度であると自分がカモにされてしまう。
ただし、長期投資であればプラスサムゲームとなり、時間を味方にして投資で成功しやすくなる。

米国が衰退する方向に決して賭けるな

➤米国は成長を続けており、過去がそれを証明しているとともに、資本主義経済が徹底されているので、株主が恩恵を受けやすい環境が整っている。

辛抱強さや冷静さは知的指数より重要かもしれない

➤暴落などというニュースが増え恐怖心が高くなると、株を手放したくなることもある。いわゆる狼狽。
真っ先に売ってしまう人はまだ良いが、多少辛抱した後で売るのは愚策である。その企業に投資した理由と現状を冷静に見つめ、その企業の価値が急変していないのであれば、辛抱強く持ち続ければ良い。忘れて違うことをしても良い。

他人が貪欲な時に恐れ、他人が恐れている時に貪欲になる

➤暴落などというニュースが増え恐怖心が高くなると、個人投資家を中心に株の売却が進むが、そういった局面は株価が割安になりやすい。反対に、皆が欲を出し買い進めると株価が割高になりやすいので、注意する必要がある。

株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これに尽きます。

➤その道を極めた人はシンプル。一見簡単そうですが、実際に行うのは難しい。しかし、その思考を念頭に置いて自分で考えることが投資で成功する秘訣ではないでしょうか。

投資につながる人生観

人は習慣で行動するため、正しい思考と振る舞いを早期に習慣化するべき

➤通勤通学(起床時間、移動)や勉強、家事、育児など、はじめは大変でも習慣化すると楽に行動することができる。

あなたにこれから車を一台プレゼントする。そして、あなたは一生その車にしか乗れないとしよう。当然あなたはその車を大切に扱うだろう。必要以上にメンテナンスしたり、慎重な運転を心がけたりするはずだ。
ここで考えて欲しいのは、あなたが一生に一つの心と一つの体しか持てないということだ。常に心身を鍛練し、心身の手入れを怠らないようにしなさい。時間をかければ、あなたは自らの心を強化することができる。
自分自身が最も重要な資産だとすれば、必要なのは心身の維持と強化だ。」

➤自己投資の重要性をわかりやすい。
自己投資も株式投資も、”早期に開始し”・”長期的に”・”継続する”ことでとても大きな結果が生まれる。

まず自分が顧客になり、次に他人のために働くべきで、まずは自己投資

➤まずは自分を満足させられるくらいのスキルや経験を身につけることが重要。スキルや経験は誰からも搾取されない最も有望な投資先だ。

人生で一番重要な仕事は、子供を育てることです。愛情や食べ物を与える仕事です。親の下で、子供たちは日々、世界について学んでいきます。」

➤子供がいないと経済が成り立ちません。豊かな暮らしとはほど遠い暮らしになるでしょう。子供を授かった人にとって、子供を育てることが最も重要。
子供はお金以外のあらゆる幸せや体験を与えてくれるかけがえのない存在でもあります。

まとめ

バフェット氏は、分散投資ではなく、集中投資を好んでいるので、多くの個人投資家に集中投資するための企業の価値の分析やタイミングを見極めることは難しいでしょう。

しかし、バフェット氏は、「日々何かを学び、機会を無駄にせず、常に謙虚であれ」という言葉も残しています。
謙虚に学び続ければ投資に限らず、成功に近づくことは真理だと思います。

投資においても人生においても重要な思考を大切に心に留め、子供にも伝えていきたいと思います。